＜無題＞

それは、精神のことを言う。自分が、世界の中心に居るということだ。

自分が、中心にいると思うのはやっぱ視点が一つだからなんだろう。

そして、それが馬鹿馬鹿しく思うようになる日が来るのを、一心に願う。

どんなに自分が人と違うことをやってしまったって、誰かが多分ソレをしてるんだろう。

否定や、そういうのではない。でも、自分は一人しか居ない。それは誰もが否定できないのではないのか？まあ多分。自信なんて、皆無だ。

現在と、過去と未来と、ただ歩いて見ない石ころを見たい。名も無い華を、他の人と話したい。

生きてるってコトだけで、僕は十分だ。それで、僕は良い。ただ、したいことがあったら気兼ねなくやるだけだ。

死にたいときは、哀しさも無く何も無く死ねればいい。喜びも、嫌な意味で・・悪い意味で無ければ幸いだ。

死はすべてでもないし、生も存在理由なんかにならなくていい。僕は、僕らしくあればいい。

人の、隔離を無駄にせず。

人の、気になる部分を気にせず。

人を毛嫌いせず。ただ、夢を見れれば、現実を受け入れればそれでいい。それを否定するならそれでもいいんだよ。別に。

人を殺すのも、結局人なんだから。そして、それに止めず誰かに分割して行う社会をただ文句を言って、客観的にまとめる人の方が、人間じゃない気がするでもない。

どんなに、たとえ自分に合わないと思ってもそれをどうもしない人ほど、薄情な人間はいないんじゃないのかな。

そう、すでにこんなことを思ってる自分こそ、それで人間なんだ。一人間なんだ。

廻る自分の、中心なんだ。ヒトゴミが嫌いなやつほど、素直なんだろう。普通を否定する人程、その人は、“普通”なんだと思う。

でもさ、自然だよそれが。同族を殺すのは、なにも人間だけじゃない。僕は、人道的なんてモノは自己満足の一端に過ぎないと思う。良くもなく、悪くも在るのが人間なんだ。そして・・

いつしか、世界は本当に滅ぶだろうし。

そして、また創造されるだろうし。