天(あめ)の花へ。

2002年11月1日
先に、ありがとうと言っておくよ。そしてすまないと言っておくよ。

なにから、最初に言えばいいのか?・・ソンナモノは考えてない。

雨の日、君はまるでしょげてるように茎を曲げてたね。でも、翌日の晴れは君を大きくしていた。

そして、雨水を[アクア・ヴェイタエ]に変え、変質させそれを吸っていた。

美しく、歪に変異した花よ。何を望むともせず、自然に生きるモノよ。気高く、そして清らかなる・・・純粋なるケモノよ。

その銃弾で、散るがいい。

枯れる銃弾か?

萎(しお)れる銃弾か?

正統に“銀”の銃弾か?

暴かれし銃弾か?

死の銃弾か?
最後の銃弾は、君が決めるがいい。

花として散る銃弾か?

華として散る銃弾か?

変異したケモノとしての銃弾か?

生まれ変わりし銃弾か?

望むモノ、君にソレは必要なのかな?

すべてが曖昧で、すべてが人間の解釈の一端なのだろう。

天の花へ。

君は、いや自分はただ其処に咲いていたに過ぎないんだろう。そして、天に・・・を望んだんだろう。

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