戦争・ソング Diary3

2002年11月28日
この状況をどうしようか?

僕は悩んでいるよ。

始まりはそう、ただの偵察だった。

哨戒を兼ねてでもある。なんというか、僕らの此処(ここ)での死など、すぐに・・一瞬で終わる。

なかにはもがき苦しんで、が付くこともある。

走馬灯なんて、安易な表現は無いよ。まるで、蟻が踏まれて一生を終えるのと等しいぐらいにね。

ただ、すぐに何十年の人生が終わるだけだ。

・・さて、話を戻そう。さっきの前置きは、この状況を説明するのに必要なものだ。

僕の眼の前下に、負傷を負った敵が居る。

銃口を向けて、僕を殺す準備の出来た敵だ。

・・・・・。

さて、どうしようか?

僕はライフルを持ってる。トンプソン、敵の亡骸から拝借した。

仲間とはぐれて

コンパスは狂ってて

この場所も狂ってる。

さて、どうしようか?

悪いけど、これはただの強がりだ。

ライフルに手を伸ばしただけであの世逝きだろう・・

降伏のポーズも下手に出来ない。

敵は、傷のせいで的確な判断が出来ないらしいよ。

さて、どうしょうか?

この言葉を、僕は何度続けるんだろうね?

何百回も君への婚約の言葉として責めとして、使いたかったな。

この、頭の中の手紙が終わる前に君に会いたい。

そう願っている。


(ひつまぶしなソングを↓)


僕は歩いています。

屍の中を、血臭の中を。

この地獄が、刹那の判断がおおらかなる安らぎになることは無いに等しく思います。

ジャズ、聴きたいです。

マイファニー・バレンタインとか

ブラック・ドックとか。

いつもの悲鳴と、世界の破壊。

人間は、愚かではないと思うんだ。

なんでも出来て、なんにも出来ない。

戦争は、生きるための兵法なんだ。

僕の考えはね、蟻が巣を作るのと人が街を造るのは同じなんだ。

これは、生きるための兵法。生きるための、生存と繁栄の遺伝子の配列。

あとは、少なからずの愛と君がいればそれでいい。

じゃあ、また。

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