絵本の中で。

2003年6月1日

 僕は、僕を許してくれず
 
 時間だけが、ただゆっくりと過ぎてゆく・・

 哀しい世界で、ゆっくりと過ぎてゆく。

 僕が僕を
 責め立てる。
 
 
 ジャケットのサーメットが剥がれ、第2装甲皮がむき出しになろうとも

 ・・・・恥じらいが失われようと

 負けて、命を落とすわけにはいかない。

 戦って、闘って。

 私は勝つ。

 ≪標的、SBs[ANT(以下A)]・・行動パターンA〜βに設定。出力34.2% 擬似ニューロノイ電解質分子伝達89me・・安定しています。・・・GOサイン。コンバット・シミュレーションスタート≫

 彼女はすぐに、[A]へと進んだ。 

 左脚を軸に、右回転。右脚の力を抜き、回転力についていく。?点?、目標のソレにあたる瞬間その到着地点で脚に力を注ぐ。
 
 触れた瞬間、反動が生じるがそれは高性能ハイリトルサスペンション(HLS)が吸収してくれる。そのまま発散し、程度反動が軽度になるその瞬間瞬時に180°回転し左脚に神経を注ぐ。

≪左眼カメラアイ、モニター破損。行動限界値35%、大幅な低下です。送画像にノイズ、予想範囲内。ヒメユリ、ナックルの破損率依然変わりません≫
 
 脚撃でよろめいた標的、少し?点?がズレたが威力は、ほぼ変わらない。

 二回転回し蹴りで標的の動きを抑える。
 
 それからバックステップ、構え直し腹に一撃。

 左手で拳を作り右脇腹に肝臓撃ちを喰らわせる。
 
 動きの制限された標的から少し離れ飛翔ーー

 頭部のこめかみに向けて蹴りをいれる。

 横に頭部から吹っ飛ばされ、体がそれに付いていくかたちで標的は倒れた。

 ≪訓練を終了する。ヒメユリ、休んでいいぞ≫
 
 少女は右の胸を露にした状態で、訓練を開始し終了した。
ネットで探しまくった結果。

6000円の半額で手に入れた。現実世界の近場では見当らない。

かなり廻った記憶が・・・。あるのはあったけど、どうしてもカラーがない。

哀しい。


ABCマートやらNIKEショップを梯子。

ビバ、仮想現実。

生きる。

2003年5月18日
弱くて

卑屈で

臆病で

ただプライドが強いだけのちっぽけな自分です。

あがなえるモノが在るのなら僕は、心からソレを償いたい。

いつも、薬の副作用で苦しむ自分。

蛇が足を這うような症状?スネーク・ウォーク?

首が40°回って硬化する症状。これは、入院しているときに出たモノで本当に苦しかった。

薬品の合併で、不安が増長され頭がおかしくなるようなこともあった。

でも、僕は生きるよ。たとえ、夢破れても・・
〜プロローグ〜

壊れてゆく

壊れてゆく

私が築きあげた世界が崩壊してゆく。

知らない、遭ったこともないその存在に・・

その極寒の要塞。

2003年5月16日
少年は苦虫を歯にへばりつけながら悶絶していた。

壁と少年とを縫いつけるように左二の腕から肩とのつけ根辺りまで数本の“単ぴつ手裏剣”が刺さっている。顔には青白く虚を漂わせた打撲。

眼は左側瞼が腫れあがっていた。

極寒の地で、彼女の存在しない

同じ空間に存て、距離が邪魔をする。

その場所で・・・

内臓をやられどす黒い黒血が領域(S・rシールド)を越えて口から垂れ流れてくる。体のダメージが限界地を?超える?。

眼の前の敵。

“ワーム・バインド”

倒さなきゃ。

彼女の存る、あの崖の建物へ

帰らなきゃ・・・・

「苦痛かい?フユキ?手錬の君が、ボクに負けるとはね」

ワーム・バインドはせせら笑いながらフユキと呼ばれる少年に近づく。

近づくたびに、拒否共鳴を起こすアストラルボディ。

「うわああああああ!!!!!」

身体と、精神の激痛。皆殺しにあう。

「激痛だろう?」

自分と同じ、黒髪に、黒い瞳。若干白い肌をした中性的な顔立ちの少年。

?そのままに?

ただ、名前となにかが違う存在

「融合出来るけど、まだ・・その必要はないからね。もっと君にはボクの苦痛と殺意を感じてくれないと」

また・・笑いながら喜ぶ。その卑屈な表情。

こんな、表情を僕はできるんだ。

フユキは薄れ行く自我の中でそんなことを思うのだった。

その崖の建物。

2003年5月8日
少年が、独り存た。

その崖に、まるで海賊の飛び込み処刑台のように突き出した建物の先に、少年は座っていた。

黒髪に、黒い瞳。若干白い肌をした中性的な顔立ちの少年はただずっと先にある夕日を見ていた。

ずっと、こんな平穏な日々が続けば・・そう、少年は思う。

「なにしてるの?」

後ろから、女性の声がした。

振り返る。

一人の少女が立っていた。ショートの黒髪に黒い瞳。肌は白く背は、少年より高い。

「ちょっと、夕日が見たくなったんだ」

「そう、綺麗だね・・夕日」

彼女の、肌と同じ白いワンピースを足と太腿に挿みゆっくりと座った。

「明日は、何処に行くの?」

少女が尋ねると、少年は少し顔を空に向けた。

「北極、中国とロシアを経由して行くんだ。・・F-シリーズの複座型小型輸送機なんだけど、今日と明日の深夜予定」

「・・そう」

少女は短く答えた。

「ヒメユリさんは?」

ヒメユリと呼ばれた少女は、予定なし!と微笑みながら答えた。

少年とヒメユリは一緒に笑う。

静寂

「?死なないでね?」

「うん・・」
カツッ・・・

壁を背後に回して、ゆっくりと通路を見る。

ガードが通り過ぎて、すかさずASGを通路に向け小走りに。

それから左右の確認と上下を織り交ぜる。

常に冷静であり、感情を限界値にまで封鎖させ、任務をこなす。

“リリト回収、及びリムス・テラの奪取又は破壊。GTは断続的にオンライン・・機能障害時はパールを使用許可。敵に遭遇した場合は即急な自主的行動に移る”

これは、単なる?コマ?を捨てる行為の一部に過ぎない・・・そんな事を考える術を知らないもう1人の少年は、3次元の2層地図を確認しながらリリト、そしてリムス・テラを捜すのであった・・・・。

オイリーリュージュ・四

「・・・・・・だ。これはあくまで哨戒飛行、そして偵察を含めている」

デスクに肘をつき、無機的な口調で話す男。そしてそのデスクの前に少年が1人いた。少年は微動にせず、直立したまま。

「第5次防衛計画の規則にこの任務は含まれず・・また介入できない。よって唯一使用できる?ヴィーゼル・ネィキッド?を発動する。その他、危機的状況に瀕した場合は・・転進しろ。以上だ」

男が言い終わると、少年は敬礼をしてドアに向かった。

それから数分してまた別の少年がドアをノックし入ってきた。

「ハル・・お前の任務を“読み上げる”」

支え。

2003年4月28日
イドの中で、人は多分それぞれに?支え?があると思うんだ。

幸せとか、他の人の夢や希望を糧にそして支えにすれば君自身が持っている?世界?を崩すことができる。

それは、新たな支えになって高い確率で君を守ってくれる。

もし、復讐をその支えに変えてしまえば君は遁れなくなる。

他の人を憎み、それが終わってしまったときその支えは消滅する。支えを失った心は脆くも崩壊するだろう・・・。

だけど、その支えが別の可能性へと変わってゆくかもしれない。

支えは、大切なんだ。たとえそれが

神だとか信教的なモノだったとしても・・・

決めるのは、何も自分じゃない場合もある。考え方それぞれ。解釈、価値観。それがあるからこそ、人は自由で束縛された状態なんだ。

まあ、理屈だけれどね。

ゴキブリとエヴァ。

2003年4月22日
X-ファイルがFOXチャンネルで放送されている。

欠かさず見ふ。

見ふ!!

[害虫]・・面白かった〜。本当に。

「宇宙からの来訪者、それは目が大きく灰色の生物を想像する・・だがもし我々のように、惑星探査用のロボットを?先?に送り込むとしたら・・・」

そんな感じ。金属でできた外骨格、脱皮を繰り返し完成する羽。その羽で、虫は何処に帰途するのか?

?宇宙だろ?なあモルダー??

そんなことをテレビに問いかける。

クリス・カーター・・すごい方です。

ただ、死んでる人の目が次のシーンで開いてたのはミスだろうな・・・うん、多分。

・・・・・・・・・エヴァの再起動、テストタイプ・・見ました。

ちょっと気になるシーン、ミスっぽいシーンが・・シンジ君、ネルフの本いつ膝に置いてん、まだミサトさんから貰ってへんやん・・・。

もうさ、テレシネの予約しちゃったよ?

ウン万円払ったんよ?(まだですが。予約なんで)。

そういや、X-ファイルのDVD1巻から貸し出しされてるんだよね〜うんうん。スクイーズ、ユージン。知ってる人いると思いますがブギーポップの元ネタX-ファイルやねんと思う。


「くそっ!くそっ!・・・」

少年は、壁を叩いていた。やりきれない思いと、罪悪感とそして自分との戦い。

少年より少し離れた場所に、仰向けになった全裸の女の子が倒れている。

その近くには、吐瀉物らしきものがあった。

「うっ・・」

少年は口を押さえ、壁際に“再度”吐く。

(なんで、なんで殺せないんだ!?アレ?は贋物なんだ・・彼女を冒涜するものなんだ!!)

少年は、自分との葛藤に怒りを消費してゆく・・・
首を絞める。それは罰

“存在”する・・それは罪。

記憶は混乱して、曖昧な理性だけが罪悪感を刺激する。


そこには一人の女の子が地面に仰向けになって倒れていた。衣類を着ず、全裸のまま・・。青白くやや灰色がかった肌。髪と眉毛は真っ白で、艶がない。唇は黒く、覇気のない表情をその瞳に宿していた。

そして、その女の子に馬乗りになって首を絞めている少年がいた。

少年は、首を絞めながら頬に涙を流している。

「うう・・うう」

ポツッ、ポツッ、と彼女の頬に落ちる。



礫撃!

2003年4月9日
「ガハッ・・・」

その物体は地を這っていた。動くたびに、機関のいたるところのダメージと、証拠をデリートするための分解運動が“死”という云われようのない痛みを全身に駆け巡らせていた・・・

「うあぁ・・・うう・・」

左腕は、手とともに引き千切られ背中には、ファージ入りのナイフが刺さっていた。

這うごとに、這うごとに・・その地はオイルの、黒い液体で穢されている。

「痛い・・痛い」

贋物の声帯は、オイリーリュージュで満たされて、二重音声を発生させていた。

物体の右足はひざ部分が後ろを向いていた。引きずるたびに、ゴリュッと擦れた音を出している。

本能を根幹に根ざしているSHDDが、逃げろと物体に警告していた。周りには、物体と似た形をしている?屍?がゴロゴロと転がっていた。

これは、戦争なんだ。そして、お前は戦わなければならない・・判断半思考ルーチンは、そんな命令をSHDDを無視して物体のAIにねじ込んでいた。

「死にたくない、もっと敵を破壊したい・・」

矛盾した結論を、物体ははじき出す。

もう、決してチューニングやオーバーホールだけでは修復できない体を引きずって。

DSHS、壊れる。

2003年3月28日
熱なのか、埃なのか!!

その故障原因は判らず、そして何故か悲しいことに保証書をふ・ん・失!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

期間も過ぎてて修理代払わなきゃいけない模様。

ああ、エヴァの再起動を視認する予定が・・パァ。パァ。・・パァ。

そういや、おねティ借りてみる。

んで、なんつ〜か久々に面白いと思ふ。

キスすら出来てないのに、13話すごいことになってるし。

停滞の秘密とか、人間関係とかあとで複雑というかもどかしいというかとてもソウルフル。

何度か、噴出す。微笑。青春というか微妙なお年頃な話です・・た。

それからANUBISの設定資料集をなにげに見てたら政尾翼なるキャラデザさんのイラストに。

自分が目指している絵柄だったので感銘。

あーあ、いいなぁ。うまいなぁ。

おねティ、全巻借りた(補足)。終わり
其れは透き通っている。

すごく澄んでいて、美しいと思う。

でも、其れはあまりにも凍てついていて冷たい。

?凍っているのだ?

自分の、ぽっかりと空いている心の空洞を隙間なく氷が埋めている。

その先には・・その透き通った、氷の先には・・・

モヤモヤとした雲のような、霧のような、春の霞のようなモノがある。

漂っているようで

蠢いているようで

そこまでしか僕は理解できていない。

溶かしても、心は濡れるだけ

また凍てついていくだけで決して進歩はしないのだろう。

それでも、その雲のようなモノを掴まないと、

理解しないと僕は先に進めない。

たとえ、自分が傷ついても。

今日の日記

2003年3月26日
僕は、なんか恵まれてるんだろうなあ。

いじめや友達の裏切りになにもしてくれなかっ
た両親。

でも母さんたちは少しづつ変わっていってくれたんだ。

僕も、そうしてくれるよう・・そして言い訳半分、気づいてもらうための行動を何回も繰り返した。自分の立場と状況を分かってもらう。簡単でどこか間違っている“方法”をとって。

僕は僕なりに努力して、辛くてもそれなりにアンバランスな微妙な内的世界が出来た。行動を起こすキッカケもなく、涙や怒りの、逃げ場所もなく感情の切っ先はいつも外側と内側わに依存して。

家族の大切さに気づいた。 SAT23 pm13:03

今日の日記

2003年3月21日
嘆くこともなく

笑うこともなく

人生に意義を持つこともなく

夢に追いやられることもなく

世界に不満を持つこともない

ただ、僕は闇雲に自分を探していた。

何処にあるかとか、本当に価値があるのかとか

そんなモノに、あまり躊躇しないようにただ歩ければいい。

そして、死に逝けばいい。


近くの葬儀屋で、

〔平棺B〕

とマジック書いてあった棺の入っていたと思われるダンボールを見たとき。

2003年2月20日
忘れることも出来ず

思い出すことも出来ず

楽になることも出来ない。


時に。

2003年2月17日
そうだな、そう思うことだ。ただ唯一の心なんだ。焦りを癒すことも否定されることもある。

「時に、自分の心を?敵?と思え」


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